
転職先決定の基準
こんにちわ。子育て転職サラリーマンの神野純(@kamino)です。
転職しようと思って、転職活動をして、企業からいくつか内定がもらえたとします。みなさんはどのように転職先企業を決めますか?
例えば、「働き甲斐がありそう」、「給料が良い」など色々な基準で転職先を決めていますよね。人によって、重要視する内容が違うものの、比較検討する項目は同じだと思ってます。どういう項目で比較して転職先を決めるべきか(決め方)を私が転職先を比べる際、利用した項目のポイントを挙げていきます。
仕事の良さを測るには
転職とは新たに働く先を見つけることです。働く先を評価することは、働き先での「仕事の良さ」を評価することです。
「仕事の良さ」を因数分解すると、以下の通りだと考えてます。
仕事の良さ = 給料 × 楽しさ × 働く時間 × 働く場所
つまり、大きく4つの項目が自分のモノサシで見て、どう評価されるかを当てはめることで「仕事の良さ」を算出されるものです。
しかし、転職時の「仕事の良さ」だけを評価するのではまだ不十分です。「仕事の良さ」はずっと続くものでないといけません。いくら給料が良くて、楽しい仕事だとしても、数か月で終わってしまっては意味がありません。
「仕事の良さが継続されるのか」も5つ目の比較項目として必要です。
比較項目ポイント①:給料
当たり前のように「給料」を比較してると思います。給料が高いに越したことはありませんが、自分が必要な給料はいくらなのかをちゃんと考えましょう。私自身も「給料を上げたい!」ということで転職したことがありますが、転職した後にそこまでの給料は自分にはいらなかったと感じることもあり、給料の重要度を考え直してみると良いです。
比較項目ポイント②:楽しさ
続いて、「楽しさ」です。「楽しさ」というは曖昧ですよね。「楽しさ」も因数分解して考えてみましょう。
楽しさ=仕事内容×働く人×仕事の進め方
「仕事内容」と「仕事の進め方」はさらに因数分解します。
仕事内容 =仕事への興味 × 仕事の得意度
仕事の進め方 =役割 × ポジション × 関係者数
つまりは、仕事内容の2項目と仕事の進め方の3項目と働く人の合計6項目は転職先比較の基準となります。
比較項目ポイント③:働く時間
求人にも記載がある平均残業時間であったり、フレックス制度やフルフレックス制度、時短勤務制度などの制度面も含めて、仕事にどれだけの時間を費やす必要であるかを比較しましょう。
私は、子育ての時間を確保したいので、この「働く時間」という項目を重視して、転職先を決めました。
比較項目ポイント④:働く場所
場所によっては、毎日満員電車に乗らなくてはいけないなどと、小さいかもしれませんが、そういうストレスは積もっていくので、あまり軽視できない項目ですね。最近だとリモート勤務可能という職場もでてきているので、その場合は、あまり重視する項目にならないです。
比較項目ポイント⑤:仕事の良さが継続できるか?
この項目は判断が難しいかもしれませんが、項目①~④の将来性の話です。例えば転職先で「給料は今後上がりそうもない」ということであれば、転職した当初は満足するかもしれませんが、10年後に同じ給料では満足できないといったことも想定されます。
一番注意したい点としては、転職して市場価値を上げることができるかということです。市場価値が上がるような経験ができれば、いざとなったときに更に転職可能ですが、価値の低い経験しか積めなければ、市場価値が上がらず、転職しづらくなります。つまりは、転職しづらくなるということは、終身雇用として定年まで働く気がなければ、仕事の良さを継続することができなくなってしまいます。
まとめ
転職する際の比較項目をまとめると以下の通りです。
各社において、各項目の〇×△を記入したエクセル表を作って、比較することをおすすめします。
- 給料
- 楽しさ
- 仕事内容
- 仕事への興味
- 仕事への得意度
- 仕事の進め方
- 役割
- ポジション
- 関係者数
- 働く人
- 仕事内容
- 働く時間
- 働く場所
- 仕事の良さの継続性