
こんにちわ。子育て転職サラリーマンの神野純(@kamino)です。
今回のテーマは「今の会社に一生いますか?」ということですが、
あなたはどう感じてますか?
終身雇用が終わると世の中でよく言われるようになって、気にはなるけど、自分は関係ないと考えてませんか?
終身雇用がなぜ終わるのかということから考えていきましょう。
なぜ終身雇用が終わりと言われるようになったのか?
終身雇用が終わりと言われるようになったのは、いくつか理由があります。
以前は大企業でも倒産することがなかったが、倒産する会社も出てきたから。
今まではモノづくり日本といわれるように製造業が強く、それで成長してきたので、大企業は倒産することはあまりありませんでした。
今はGAFAのような情報サービスが強くなってきており、日本の競争力は落ちてきてます。それに伴い、赤字になり、倒産するという流れがでてきています。
そうなると、会社は費用の中でも人件費は高いので、早期退職を促したりして終身雇用の制度を守ることができなくなってきました。
寿命が延びて、定年がなくなりつつあるから。
日本の人口は減少しており、それに伴い生産年齢人口も減ってきています。
そうなると、定年で働くなってしまうと働く人が足りなくなるので、定年が伸びたり、定年で退職した人も働くようになってきました。
また、寿命も延びているので、より定年という概念がなくなってきています。
そうなると、安定した経営のためには、今までの定年である60歳を超えた人材も終身雇用することが難しくなり、制度として限界が見えてきています。
では、どのように働いていくのが良いか?
もちろん大企業で安定しているのであれば、ずっとそこで勤め上げるという選択肢が一番良いです。しかし、ずっと安定している保証もないので、少なからず倒産のリスクは今の時代あります。
大企業でずっと働いていくことのリスクは、倒産して、転職しなくてはならなくなった時に転職できないリスクです。
20代、30代であれば良いですが、それ以降での転職となると、マネージメント経験や業務スキルが求められ、かつ求人数は少なくなり、他社でも活用できるスキルがないと厳しいのが現状です。
大企業であると社内調整であったり、その会社独自のやり方などが多く、他社でも活用できるスキルがつきにくく、さらに転職経験もないとなると、新しい環境に馴染めない可能性が高いと判断され、転職できにくいです。
一方、大企業であっても中小企業であっても、他社で活用できるスキルがあれば、もしもの時に転職しやすいので、会社の中ではなく、視野を広げて、どのようにすれば他社で活用できるスキルが身に着けられるかを考えて、スキルをみにつけることがこの時代にあっていると思います。
例えるなら、転ばないよう頑張るより、転んでもすぐ起き上がれるようにすることが大事です。
他社で通用するスキルが今の会社でつけられるのであれば、今の会社で働き続けるので良いですし、難しければ、他社で通用するスキルが身に着けられる会社に転職することをおススメします。