こんにちわ。子育て転職サラリーマンの神野純(@kaminojun)です。
転職市場で、「市場価値」というワードをよく耳にしませんか?
そして、そのワードとセットで「市場価値を高めよう」と世の中でよく言われています。
「なんとなくは分かるような気がするけど、いまいちイメージが湧かないなぁ」という方もいるかと思います。
そこで、市場価値とは何を指すのか、そして市場価値を高めるために何をすればよいのか?について、本記事で書いていきます。
市場価値とは
転職市場における、市場価値について説明します。
転職だけに限りませんが、市場とは、需要と供給を結ぶ場所のことを指します。
転職市場においては、労働力の需要(企業側)と労働力の供給(転職者側)が、マッチングされることです。
つまりは、市場価値とは、転職者が供給する労働力の価値の事です。
市場価値はどうやって判断される?
市場価値は、誰から見ても同じ価値ではありません。
なぜなら、企業が求めている能力は、企業によって異なるためです。
例えば、マーケティングは得意だけども、営業は苦手というKさんがいたとします。
マーケティングが出来る人を探しているA社から見るとKさんは魅力的であるので、市場価値が高く、高い年収を提示します。
しかし、営業が出来る人を探しているB社からするとKさんは魅力的でなく、採用するとしても低い年収を提示することになります。
このように市場価値というものは企業によって違う価値と捉えるので、あいまいです。
あいまいではあるものの、企業が必要としている能力は傾向があるため、仕事の能力や実績から市場価値が高いかを判断しています。
具体的には、転職活動の中での職務経歴書・履歴書や面接にて企業としては判断しています。
市場価値にもトレンドや偏りがある
需要と供給で決まる価値なので、流動性があり、トレンドや偏りが存在します。
また、業種や職種によっても市場価値の判断としての年収が変わってきます。
例えば、今ではデータサイエンティストの年収が高い傾向にあります。
同じ営業職であっても、利益が沢山でている業界では高い年収になりますし、逆に利益があまり出てない業界では年収も低くなる傾向があります。
市場価値を高める方法
市場価値の判断は、前述の通り「転職活動の中での職務経歴書・履歴書や面接」でされます。
つまりは、市場価値を高めるには職務経歴書・履歴書や面接で市場価値が高いと面接官に評価されるようになれば良いわけです。
以前、採用面接の極意を以下の記事に記載しました。
詳細は記事の通りですが、市場価値が測られるのは、「入社してから活躍できるか?」です。
どう判断されるかは以下の2点です。
- 求人内容の業務を遂行できる実務経験(もしくはポテンシャル)
- 仕事の再現性
つまり、書類と面接で上記の能力があることが高く評価されることが市場価値が高いということです。
市場価値の高める基本的な行動としては以下の2点です。
- 企業が求めている実務経験をつけること
- 再現性がある方法で実績を上げること
また、年収を上げる方法としては、年収の高い業界、年収の高い企業を受けることです。
私もこの考え方で年収1000万円超で転職できました。
まとめ
ただ仕事を淡々とこなしているだけでは、市場価値を高めにくいです。
転職の採用面接で話すことを日頃から意識して、仕事をしていくことをおすすめしています。
意識することで、「今の段階では市場価値低く、転職しづらい」だったり、「既に再現性がある方法で実績を上げることができたので、もう転職してよいだろう」と自分判断することができようになります。
転職をする可能性が少しでもあれば、是非市場価値を考えて仕事をしていきましょう。