こんにちわ。子育て転職サラリーマンの神野純(@kamino)です。
「年収1000万を超えた理由と方法【転職】」ということで、以下の記事を書きました。
そんな年収1000超の大企業で働いていましたが、3月末で会社を退職しました。
年収1000万円超の大企業で働いていること自体は、安定しているし、福利厚生もしっかりして、傍から見れば「勝ち組」と思われるかもしれません。
しかし、色々な理由があり会社を退職しました。
転職する人のほとんどがそうだと思いますが、転職理由が一つではなく、複数の転職理由が積み重なり転職を決意しました。
本記事では私の転職理由を書いていきますが、「こんな人もいるんだぁ」ぐらいにあくまで参考としてご覧ください。
人によって、仕事に対する優先順位が違うし、企業によっても状況が違うので、「みんなこうすべき!」とか「大企業全部がこうだ」と主張するものではなく、私の場合は、こうだったという転職理由を書いていきます。
転職理由①:柔軟な働き方がしたかったから
働いていた会社は大企業で、働き方改革の流れで、ワークライフバランスが考えられ、以前に比べると労働時間は減りましたが、それでも残業は多かったです。
そんな中、昨年子供が生まれました。
赤ちゃんはかわいくて、成長していく姿をちゃんとみていきたいと思いましたが、仕事は忙しくて、家に帰る頃にはもう子供は寝てしまっていました。
夫婦で協力して子育てをしたいと考えている私には、残業は極力減らしたいため、私が求める労働時間とは異なってました。
それなら「転職せず、残業を減らせば良いではないか?」という意見もあるかと思いますが、会社文化として皆が残業している環境で、上司も残業時間が減るのであれば、案件を増やすというような考え方であったため、残業せず帰るということはなかなか難しい環境でした。
またフレックス制度もありましたが、実際には朝9時からの打ち合わせが多く、活用できるような状況にもなく、結局勤務時間は固定され、かつ残業時間も多くある状況となっておりました。
そのため、子育ての時間を確保することを考え、以下の2点が実現できることを考えて、転職先を探しました。
- 残業時間を減らすこと
- 柔軟な働き方ができること(リモート勤務やフルフレックス制度)
柔軟な働き方というのは、例えば平日に行われる子供の保育園見学を休まなくても、自由に行ける働き方です。
結果としては、転職先はフルフレックス制度(月の労働時間を守れば、始業・就業時間は自分で決められる制度)・リモート勤務が取り入れられ、柔軟な働き方ができ、残業時間も少ない環境ということで、転職先を決めました。
転職理由②:今後のキャリアプランに不安があったから
働いていた大企業では、色々なことが幅広く経験できることは良いのですが、専門性を磨くことが難しい環境でした。
また、年功序列の会社で40代後半にならないと管理職(マネージャー職)になれず、管理職になるのもしばらく先です。(そもそも管理職になれない可能性もありますし)
つまりは、このまま働いても専門性もなく、管理職経験もないという状況になるので、転職での市場価値がなく、転職するはかなり苦労することが考えられます。
30代後半・40代で「大企業 × 専門性なし × 管理職経験なし」は、転職の市場価値で見たらかなりヤバイです。
そうなると定年までこの会社で働き続けるという選択肢もありますが、環境は変わりますし、ずっと同じ会社に居続けたいと思わないと考え、一生この会社で働くという選択肢はありませんでした。
上記理由から、
- 専門性がある業務
- 管理職(マネージャー)採用
という視点で転職先を決めました。
転職後の年収は?
みなさん気になる転職先の年収ですが、1000万よりわりと下がります。
ですが、お金よりも大事なことがあります。
お金はあるけど、「使う時間がない」であったり、「家族と過ごす時間がない」というものでは、お金がある意味がないですよね。
お金が必要になれば、副業や投資で稼ごうと考えてます。
こう考えられるのも、不動産投資である程度の収入があるから、心の余裕が持ててます。「お金」はサラリーマンという自分の体を資本とした労働でなくても稼げるので、サラリーマンをしている目的の優先順位としては高くする必要はないですね。
まとめ
働いていた大企業でずっと働くということは、「転ばないようずっと立ち続ける(転んだら立ち直れない)」ことで、
転職の市場価値が上げるために転職するのは、「転んでもすぐ立ち直れるようにする」ことのイメージでいます。
「転ばないよう頑張って立ち続ける」ことも良いですが、「転んでもすぐ立ち直れる」状況にあることの方がリスクが低いし、気持ちも楽ですよね。
ダーウィンの進化論ですが、「強いものが生き残る」ではなく、「環境に適応したものが生き残る」と考えが似ていますね。