こんにちわ。子育て転職サラリーマンの神野純(@kaminojun)です。
現在は人材不足で、転職市場は今売り手市場になっています。
転職すれば年収が上がる可能性も高いこと、そして転職自体に昔ほどネガティブなイメージがなくなっているので、転職する人も多くなってきました。
その転職する人と正反対に位置するのが一生同じ会社に勤めるサラリーマンです。
一生同じ会社に勤める終身雇用型のサラリーマンでも、バリバリと出世をして、役職を課長⇒部長⇒…と上り詰める人もいれば、出世することなく退職まで平社員という人もいると思います。
今働いている人目線では、以下の3パターンのうち、どれかの方向性で働く必要があります。
- 転職する
- 一生同じ会社に働き、出世を目指す
- 一生同じ会社に働き、役職なしの平社員として働く ⇒いわゆる窓際社員
「窓際社員は、仕事をしないで給料をもらえていいな」と耳にすることがありますが、
今回は3の窓際社員の方向性でいくことは、本当に勝ち組であるのかを考えたいと思います。
まず窓際社員のメリットとデメリットを挙げていきます。
窓際社員のメリット
窓際社員のメリットは以下の通りです。(周りの人や環境によって異なりますが。)
- 出世を諦めているので、無理に頑張って仕事をする必要がない
- 最低限の仕事をすればよい。
- 残業だって、やらないと割り切ることもできる
- 難しい仕事が振られない
- 仕事をさぼっても、キャラとして認められる
- 給料としては別に悪くはない。少し上の管理職と実はあまり変わらない。
基本的には頑張らなくても良い、というのが全般的なメリットだと思います。
窓際社員のデメリット
窓際社員のデメリットは以下の通りです。(こちらも周りの人や環境によって異なりますが。)
- リストラ対象となりえる
- 市場価値が低いので、転職は難しい。
- 他の人からできない人扱いを受ける
- 評価は低くなりがち。
- 上司が年下となる場合がある
- 仕事へのモチベーションが湧きにくい。
窓際社員は勝ち組なのか?
窓際社員のメリット・デメリットを挙げました。
このメリット・デメリットを読まれて、どう思われたでしょうか?
「給料はあんまり変わらないし、楽できるしいいな」と思う方もいると思いますし、
「ちょっとプライドが許さないなぁ」と思う方もいると思います。
勝ち組かどうかはその直感の通りですね。
この「勝ち組」の勝ち負けをどう定義するかによって、勝ち組かどうかが変わります。
窓際社員に向いている人と向いていない人がいて、向いている人からみれば窓際社員は勝ち組です。
では、窓際社員に向いている人と向いていない人の傾向を紹介しましょう。
窓際社員に向いている人
- 仕事であまり頑張りたくない
- リストラや転職しにくいリスクも許容できる
- 周りの人の意見をあまり気にしない
窓際社員に向いていない人
- 向上心をもって仕事をしたい
- リストラや転職にしにくいリスクが許容できない
- 人の意見が気になる
まとめ
リスクを許容して、仕事をそこそこにしたいという考え方にとっては、窓際社員も勝ち組だと思います。
それとは逆で、仕事をガツガツやっていきたい人にとっては、勝ち組とはいえないですね。
私は、元々は窓際社員は勝ち組と考えていましたが、リスクがあるのと、仕事もモチベーションを持って楽しくやりたいので、窓際社員は自分には向いていないなぁと考えなおしました。