こんにちわ。子育て転職サラリーマンの神野純(@kamino)です。
不動産投資の種類を以下の記事で書きました。
この記事の中で「一棟アパート・一棟マンション投資」の項目を記載しましたが、
その中でも「賃貸併用住宅」という異質な投資があります。
賃貸併用住宅とは
普通の不動産投資であれば、自分のプライベートとの関わりはないですが、
賃貸併用住宅は自分がそこに住むのでプライベートと密接に関わってきます。
それを踏まえて、「賃貸併用住宅って何が良いの?」と思われる方向けに、
賃貸併用住宅のメリット・デメリットを書いていきます。
賃貸併用住宅のメリット
賃貸併用住宅のメリットをいくつか挙げます。
賃貸併用住宅メリット①:住宅ローンが使える
不動産投資での物件は高額なので、融資を利用される方も多いです。
その際の融資は、事業ローンだったり、不動産投資のローンで、金利は住宅ローン金利に比べたら高いです。
賃貸併用住宅では、延床面積で半分以上が自宅であれば、住宅ローンで融資してくれる銀行があります。
不動産投資の金利は、属性や保有資産にもよりますが、概ね2~4%程度の金利です。
それに比べて、住宅ローンは固定金利でも1%ぐらいの金利なので、1~2%金利がお得になります。
また、現状は住宅ローン減税などの軽減税率も適用されるので、住宅ローンが利用できるというのは、
不動産投資においては、アドバンテージとなります。
賃貸併用住宅メリット②:自宅の家賃が0円になる
よく自宅は購入すべきか、賃貸にすべきかという議論があります。
リスクはゼロではないですが、その両方より良い選択が賃貸併用住宅です。
なぜなら賃貸併用であれば、家賃は0円で、最終的には自分の持ち物になるからです。
家賃が0円は、やり方次第なので、むしろ収入となる可能性もありますし、
毎月数万円支払う可能性もあります。
とはいえ、毎月数万円を支払うぐらいであれば、普通に自宅を購入するローン支払いよりも安く済むはずです。
また、以下のツイートでも呟きましたが、
賃貸併用住宅は、失敗しづらい不動産投資。
なぜなら、半分空室になっても、家賃を半額にしても、収支は普通の自宅を買った時のローン支払い額とあまり変わらないから。
上手く行かなくても、自宅を買ったと思えば、失敗と捉えなくて済む。
— 神野 純@子育て転職サラリーマン (@kaminojun) April 6, 2019
上手く運営できず、半分空室になっても、家賃が半額になっても、
普通に自宅を購入した場合のローン支払いの金額とあまり変わらないぐらいかと思います。
自宅を買ったと思えば、失敗と捉えなくてすみますので、考え方次第ではリスクは低い投資だと思います。
賃貸併用住宅デメリット①:自宅の場所が自由に選べない
賃貸併用住宅は、不動産投資の側面があります。
つまり、賃貸需要がある場所にアパートもしくはマンションを建てないといけません。
もし、賃貸需要がすくない田舎に家を建てたいと考えるのであれば、賃貸併用住宅はしない方がいいでしょう。
賃貸需要がある場所と、自分が住みたい場所が一致していれば、賃貸併用住宅を建てる場所として適してます。
賃貸併用住宅デメリット②:入居者と同じ建物に住むことになる
部屋を貸した入居者の方と同じ建物に住むことになります。
昔は大家といえば、強気なイメージがあるかもしれませんが、
部屋を貸しているサービス業で入居者様はお客様です。
入居者様に迷惑にならないように、騒音をださないようにするなど、色々と気にした方がいいことがあります。
とはいえ、マンションを購入する場合でも同じようなことが言えるので、大きなデメリットではないと個人的には考えてます。